【8月28日 AFP】FIBAバスケットボール・ワールドカップ(FIBA Basketball World Cup 2023)は27日、1次ラウンドの試合が各地で行われ、グループHの強豪フランスは86-88で初出場のラトビアに敗れ、2連敗でまさかの敗退が決まった。

 東京五輪銀メダルのフランスは、残り30秒過ぎから逆転負け。数少ない米プロバスケットボール(NBA)組のニコラス・バトゥム(Nicolas Batum)は、開幕まで1年を切った母国開催のパリ五輪へ向けて「気が引き締まる」結果になったとしつつ、「多くの人をがっかりさせてしまい、帰るのが怖い」とコメント。「みんなが信じてくれていたのに、期待に応えられなかった」と悔やんだ。

 ラトビアはレバノンとの初戦から連勝で、2次ラウンド進出が決まった。

 同組のもう一つの試合では、カナダがフランスとの初戦に続いてレバノンにも128-73で大勝し、優勝候補としての力を証明した。

 グループAはドミニカ共和国がイタリアを87-82で下して2連勝。アンゴラはフィリピンを80-70で退けた。グループDはモンテネグロがエジプトに89-74、リトアニアがメキシコに96-66で勝利し、ともに2連勝を飾った。(c)AFP