【8月21日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーのフェデックス・カップ(FedEx Cup 2023)プレーオフ第2戦、BMW選手権(BMW Championship 2023)は20日、米イリノイ州オリンピアフィールズ(Olympia Fields)のオリンピアフィールズGC(Olympia Fields、パー70)で最終日が行われ、ビクトル・ホブラン(Viktor Hovland、ノルウェー)が通算17アンダーで優勝した。

 ホブランはバックナインで7バーディーを奪うなど、この日10バーディー、1ボギーでコースレコードの「61」をマーク。「過去最高のラウンド」という自画自賛のプレーで、5位タイのスタートから逆転優勝を飾った。

 世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(Scottie Scheffler、米国)、マシュー・フィッツパトリック(Matthew Fitzpatrick、イングランド)が2打差の2位タイに入り、ロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が5打差の4位に続いた。

 プレーオフは次週、ポイント上位30人による最終戦のツアー選手権(TOUR Championship 2023)が行われる。今大会の結果を受けてプレーオフランキング首位に躍り出たシェフラーが10アンダー、同2位に浮上したホブランが8アンダー、同3位のマキロイが7アンダー、前週まで同首位だったジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)が6アンダーのリードを手にスタートする。

 松山英樹(Hideki Matsuyama)は背中のけがで第2ラウンドを前に今大会を棄権し、最終戦出場を逃した。(c)AFP