【8月17日 CGTN Japanese】北京市で開催中の世界ロボット大会2023で、中国のロボット産業の売上高は2桁成長を続けて2022年には1700億元(約3兆4000億円)を超えたことが明らかにされました。同年には全世界の産業用ロボットの半数以上が中国で「勤務中」だったとのことです。

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 中国工業情報化部の責任者は大会の場で、中国の産業用ロボットの生産台数が2022年には前年比で20%以上増えて44万3000台(セット)を突破したと紹介しました。製造業のロボットの数は労働者1万人あたり392台に達しました。サービス用および特殊ロボットは物流、医療、建築などの分野で大規模に利用されるようになっただけでなく、宇宙探査や緊急救援、公共安全などの面でも重要な役割を果たしています。

 中国は「ロボット+」の応用を推進し、ロボットの革新的製品が国民経済の各業界、各分野で利用されるよう推し進め続けると同時に、ロボット使用者とロボット企業の共同革新メカニズムを構築し、業界からの需要に対応して、一連のハイエンド完成機、コア部品、製造ソフトの革新を促すとともに、世界レベルのロボット産業群と応用モデル基地を育成します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News