【7月17日 AFP】フィンランド中部ヒュリンサルミ(Hyrynsalmi)で14、15日、泥のフィールドでサッカーをする毎年恒例の「泥んこサッカー(Swamp Soccer)」のW杯が開催された。今年は100以上のチームが参加した。

 女子プロ部門の優勝チームには、国の代表選手も参加している。プロ選手にとってもゴールを決めるのは容易ではない。メンバーの一人は「最も大変なタスクの一つはディフェンス。相手選手の前でマークすることすら難しい。(ぬかるみに足を取られて)身動きが取れなくなるから」と話した。

 主催者によれば、泥んこサッカーのアイデアが生まれたのは1998年。クロスカントリースキーの一流選手が夏場に沼地でのトレーニングを取り入れたことがきっかけだった。

 ルールの大半はサッカーと同じだが、フィールドでプレーできる選手は各チーム5人とゴールキーパーの計6人。試合は前後半10分ずつ行われる。(c)AFP