【5月30日 Xinhua News】中国北京市石景山区の首鋼パークで29日、2023中国サイエンスフィクション(SF)大会が開幕した。開幕式ではデジタルホログラフィーを応用したバーチャル司会者の「幻幻(ファンファン、Huan Huan)」が初めて進行役を務め、「SFの夜」と題したライトショーも行われた。

 ファンファンは「2023中国SF産業報告」「青少年SF教育指南」など一連の研究成果を発表し、北京元宇SF未来技術研究院および中国のSF作家、王晋康(Wang Jinkang)氏や劉慈欣(Liu Cixin)氏のスタジオ除幕式と、SF「星球賞」の授与式も行った。

 同大会は2016年に中国科学技術協会が発起して始まり、今年で6回目を迎える。今回初めて科学技術関連のハイレベル国際会議「中関村フォーラム」に組み込まれ、国レベルの科学技術フォーラムの一環として位置付けられた。

 6月4日までの会期中、テーマ別フォーラムや展覧会など40の催しが行われる。(c)Xinhua News/AFPBB News