【5月16日 CGTN Japanese】中国中部湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)にある中国初の懸垂式モノレールである「光谷モノレール」が11日に試乗会を行いました。同モノレールはレールに車両がぶら下がっており、地上交通を空中に移動したものです。立体交通に属されるため、地上の他の交通手段や歩行者に干渉されず、エコで新しい都市軌道交通の形式になります。

「光谷モノレール」の車両の形は「科学技術の翼」をモチーフに、色彩は「科学技術ブルー」にし、全体のデザインはSF感に満ちています。最高運行時速は60キロで、最大220人余りを収容できると同時に、乗客数に合わせて2両から6両まで自由に編成できます。

 また、モノレールの全長は約26.7キロで、16駅が設けられています。さらに車両の窓や床の一部は透明となっており、270度展望できるようになっています。

 車両は全自動無人運転機能を備え、車両の起動、停車、出庫、入庫、扉の開閉などは全過程の自動制御を実現しており、人による操作を必要とせず、乗車中に乗務員は突発的な状況に対応するだけということです。

「光谷モノレール」は年内に開業する予定で、中国国内初の空中モノレールとなります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News