【2月17日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)がスペイン1部リーグの古巣FCバルセロナ(FC Barcelona)に復帰する可能性は低いと、父親で代理人を務めるホルヘ(Jorge Messi)氏が16日に語った。

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 現在35歳のメッシのバルセロナ復帰について、ホルヘ氏は「ないと思う。条件が整っていない」と報道陣に否定した。また、バルセロナのジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長とは契約に関する話をしていないとし、メッシには「PSGとの契約がある」と述べた。

 メッシは2021年夏、バルセロナがファイナンシャルフェアプレー(FFP)規則違反を犯したことで契約延長が不可能となり、PSGへ加入。PSGとの契約は今夏に切れるが、現時点では更新に至っていない。

 昨年12月のW杯カタール大会(2022 World Cup)で母国アルゼンチンの優勝に貢献したメッシは、13歳のときにバルセロナに入団。在籍中にはクラブ史上最多の672得点を記録したほか、通算35個のタイトルを獲得し、クラブの伝説的選手となった。(c)AFP