【12月5日 Xinhua News】初冬を迎えた中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)バインゴリン・モンゴル自治州チャルチャン(且末)県で、在来種の低木「梭梭(ソウソウ)」60万本がタクラマカン砂漠に根を張り、オアシスを守る新たな活力になろうとしている。

 三方をタクラマカン砂漠に囲まれた同県は、県城(中心市街地)への砂漠の侵食を食い止めるため、1998年に砂漠化対策事業を開始。24年にわたって砂漠での植樹を続けている。

 秋と冬は春に比べて砂漠での植樹作業に時間がかかるが、植えた苗木は翌春の発芽が早く、病気や乾燥に強くなるという。(c)Xinhua News/AFPBB News