【12月2日 Xinhua News】中国雲南省(Yunnan)騰衝市(Tengchong)に新しくオープンした劇場でこのほど、音楽や照明、ホログラフィー、最新のシミュレーション技術などを駆使した4Dの皮影戯(ピーインシー、影絵芝居)「騰衝往事」が上演された。

「4D秀・皮影戯院」と名つけられた劇場の創業者、劉朝侃(Liu Chaokan)氏(30)はこの日のために、準備に4年近くを費やしてきた。劉氏は影絵芝居の名家の生まれで、国家級無形文化遺産「騰衝影絵」の伝承者であり、劉家影絵の第6代継承者でもある。

 影絵はもともと中原地域に伝わる文化で、騰衝市に伝わり滇西(雲南省の昆明から西側)文化と融合して独自のスタイルを有する騰衝影絵に発展した。(c)Xinhua News/AFPBB News