【11月25日 Xinhua News】中国青海省(Qinghai)玉樹(Yushu)チベット族自治州玉樹市にある隆宝国家級自然保護区に生息する国家1級保護動物のオグロヅルがここ数日、越冬地に向けて次々と飛び立っている。

 オグロヅルは、毎年10月初めに群れを作り、同中旬から渡りを始め、12月初めまでに越冬のための移動を終える。

 同保護区ではここ数年、生態環境の向上に伴い、野生動物の生息数が増加し、鳥類は138種に上る。オグロヅルは保護区設置当初の22羽から最も多い時で216羽に、インドガンは発見当初の千羽から1万羽超に増えた。鳥類の個体群は年々増加している。(c)Xinhua News/AFPBB News