【11月14日 Xinhua News】中国江西省(Jiangxi)九江市(Jiujiang)都昌県(Duchang)にある渡り鳥自然保護区管理局の職員がこのほど、鄱陽(はよう)湖でパトロールと鳥類調査を行った際、黒っぽい体色のスナメリの子ども1頭が糸に絡まり、苦しそうにしているのを発見した。母親は待っているかのようにそばを泳ぎ回っていた。職員が1分ほどで糸をほどくと、子スナメリは母親の元へ泳いでいった。

 スナメリは「水中のジャイアントパンダ」とも呼ばれる希少動物で、国家1級保護動物に指定されている。これまでの研究によると、同湖での生息数は長江流域全体の約半分を占める。(c)Xinhua News/AFPBB News