【9月16日 CGTN Japanese】中国では9月に新学年が始まります。毎年この時期になると、送電会社の中国国家電網常州供電の職員である杜宇偉(Du Yuwei)さんとその妻の劉琦平(Liu Qiping)さんのもとにたくさんの手紙が届きます。いずれも杜さん夫妻から経済的援助を受けている学生が書いたものです。

 杜さん夫妻が今年の新学年が始まるのに先立ち、大学に新しく入学する25人に進学祝いの手紙を送ったところ、25人から返信が続々と届きました。中には大学入学通知書の写真が添付されているものもありました。

 杜さん夫妻が貧困家庭の学生への経済的援助を2002年に始めたところ、それを知った親友や同僚も相次いで参加するようになりました。20年間に夫妻は陝西省(Shaanxi)、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)、甘粛省(Gansu)などの貧困学生299人を援助し、うち146人が大学に合格しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News