【8月12日 CGTN Japanese】上海中心気象台は11日、今夏6回目のレッド級の高温注意報を出しました。これで今年の上海の40度以上の極端な猛暑日数は6日に達し、1873年に正式な気象記録を取り始めてから最多となりました。

 中国では、高温注意報はイエロー、オレンジ、レッドの3段階に分けられています。3日連続して最高気温が35度以上がイエロー級、24時間以内に最高気温が37度以上に上がる場合はオレンジ級、24時間以内に最高気温が40度以上に上がる場合はレッド級の注意報を出します。

 11日正午過ぎ、上海徐家匯気象観測所の最高気温は再び40度を超え、40.6度に達しました。これはこの夏の上海の38回目の高温日(最高気温が35度以上に達した日)となります。

 上海気象部門によりますと、亜熱帯高気圧が長江の中・下流域に居座り、上海では今後数日も高温が続き、13日の最高気温は40度に達する見込みだということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News