【7月14日 AFP】ウクライナは13日、西側諸国からウクライナに供与された武器が流出しているとのうわさについて、ロシアによるプロパガンダだと非難し、こうした武器はしっかり監視していると主張した。

 ウクライナのミハイロ・ポドリャク(Mykhailo Podolyak)大統領府顧問は「長距離兵器も含め、ウクライナが受領したすべての武器はしっかり確認してから前線に配備している」と述べた。

 ポドリャク氏は、欧米諸国による武器供与はウクライナの「存亡に関わる問題」だとし、こうした武器の監視が政府の「優先事項」だと主張。「さまざまなうわさは、武器供与の妨害を狙った陳腐なプロパガンダにすぎない」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 欧州連合(EU)は今週、ウクライナからの武器密輸を中心とした組織犯罪を防ぐ拠点を隣国モルドバに設置する計画を発表した。(c)AFP