【6月22日 CGTN Japanese】20日、2022世界車載用電池カンファレンスの記者会見が中国西南部の四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で開催されました。工業情報化部の関係者によりますと、新エネルギー車の急速な発展に伴い、中国の車載用電池産業の発展が進歩を遂げ、世界の上位にあるということです。

 2021年、中国の車載用電池の搭載量は前の年に比べて142.8%増え、累計154.5キロワット時となり、世界全体の52.1%を占めました。2022年1月〜5月、車載用電池産業は引き続き高度成長を保ち、搭載量は累計83.1キロワット時となり、前の年の同じ時期と比べて100.8%の増加となりました。

 車載用電池の単体とユニットのエネルギー密度も高まりつつあります。それぞれ、2012年の130ワット時毎キログラムと100ワット時毎キログラムから、2021年の300ワット時毎キログラム、200ワット時毎キログラム以上に向上し、価格は80%低下しました。

 なお、カーメーカーとカスケード利用企業170社余りは全国に1万カ所余りの回収サービス拠点を建設しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News