【11月17日 AFP】(更新)2022年サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)南米予選は16日、各地で第14節の試合が行われ、アルゼンチンはホームでブラジルと0-0で引き分けたが、他会場の結果により13大会連続の本戦出場が決まった。 

 引き分け以上で本戦出場が決まる可能性があった南米王者アルゼンチンは、チリがホームでエクアドルに0-2、ウルグアイもアウェーでボリビアに0-3で敗れたことで4位以上が確定し、カタール行きの切符を手にした。

 一方のブラジルは11日のコロンビア戦に1-0で勝利し、すでに本大会出場を決めていた。ブラジルは27戦無敗のアルゼンチンに6ポイント差をつけ、首位の座をキープしている。

 南米予選はあと4試合で、残る自動出場枠は二つとなる中、2度のW杯優勝を誇るウルグアイは10人のボリビアに敗れて7位に転落。自動出場圏とは1ポイント差であるものの、本大会出場に向けて大きな痛手となった。

 今予選の直近4試合で3勝目を挙げたボリビアは、4位コロンビアとの勝ち点差を2まで縮めている。

 コロンビアはパラグアイと0-0で引き分け、これで5試合連続の無得点となった。

 ペルーは最下位ベネズエラに2-1で勝利し2連勝。勝ち点でコロンビアに並び、大陸間プレーオフに回る5位につけている。

 チリは4位から6位に順位を下げ、エクアドルは5位と6ポイント差の3位を維持している。(c)AFP/Barnaby CHESTERMAN