【10月30日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)は29日、同国ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のロジャー・グッデル(Roger Goodell)コミッショナーが、メディア放映権の高額契約や長期の労使協定締結に貢献したとして、ここ2年で約1億2800万ドル(約145億6000万円)の報酬を得たと報じた。

 記事によると、競技統括者として最高額の報酬を誇ると広く信じられているグッデル氏は、2019年から2021年にかけて年6400万ドル(約72億8000万円)近くを受け取った。そのうち約90パーセントがボーナスだったという。

 報酬の詳細は、今週ニューヨークで行われたNFLのオーナー会議で明らかにされた。

 NFLは3月、米スポーツ史上最高となる10年総額1000億ドル(約11兆4000億円)の放映権契約を発表。2020年にはグッデル氏の貢献もあって選手協会(NFLPA)と10年間の労使協定が締結され、年間17試合制とプレーオフの拡大が決定した。(c)AFP