【8月21日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、AIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2021)は20日、英カーヌスティ(Carnoustie)のカーヌスティ・ゴルフリンクス(Carnoustie Golf Links、パー72)で2日目が行われ、ジョージア・ホール(Georgia Hall、イングランド)が通算7アンダーの首位タイに浮上した。

 英リザム(Lytham)のロイヤルリザム・アンド・セントアンズ(Royal Lytham and St Annes)で開催された2018年大会で優勝した実績を持つホールは、この日スコアを三つ伸ばして張替美那(Mina Harigae、米国)とともにトップに並んだ。

 1打差の3位タイグループには、キム・セイヨン(Sei Young Kim、韓国)とリセット・サラス(Lizette Salas、米国)が続いている。

 今大会はここまで風も穏やかで太陽の光が降り注ぐ好コンディションに恵まれており、世界屈指の難コースの一つとして名高い同リンクスは今のところ牙をむいていない。

 しかし、スコットランドの北海(North Sea)沿岸は今週末にかなりの悪天候が予想されており、そうなれば状況は変わってくる可能性がある。

 25歳のホールは「強風に見舞われたら、全員にとって面白さが増す展開になると思う」と予想し、「もっと本格的な試練に遭って、より厳しいコンディションでのプレーを考えると、わくわくしてくる」と語った。

 世界ランク1位で初日に首位タイグループを形成したネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は、2日目はアクセル全開のプレーとはいかなかった。しかし、東京五輪で金メダルを獲得した同選手は、通算4アンダーで渋野日向子(Hinako Shibuno)らと並び12位タイの好位置につけている。

 その他では笹生優花(Yuka Saso、フィリピン)が通算5アンダーで5位タイグループに並び、畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が通算2アンダーの23位タイに食い下がっている。(c)AFP/Elspeth Burnside