【8月20日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー最終戦、AIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2021)は19日、英カーヌスティ(Carnoustie)のカーヌスティ・ゴルフリンクス(Carnoustie Golf Links、パー72)で開幕し、ネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)が世界ランキング1位の実力を発揮し、キム・セイヨン(Sei Young Kim、韓国)とマデレーン・サグストロム(Madelene Sagstrom、スウェーデン)と共に5アンダーで首位発進した。

 6月の全米女子プロゴルフ選手権(KPMG Women's PGA Championship 2021)でメジャー初制覇を果たし、今月には東京五輪で金メダルに輝いた23歳のコルダは、初日に8バーディーを奪うなど、今夏の絶好調を維持している。

 一方、厳しい気候に見舞われることで有名なスコットランドの同リンクスが比較的穏やかな一日となる中、世界4位のキムとサグストロムも5アンダー「67」を記録し、首位タイグループを形成した。

 東京五輪でトップ10に入ったキムは、この日六つのバーディーパットを沈め、昨年の全米女子プロゴルフ選手権に続く自身2度目のメジャー制覇に向けて望みを膨らませている。サグストロムは7バーディーでロースコアをマークした。

 首位と1打差の4位タイグループには、2018年大会覇者のジョージア・ホール(Georgia Hall、イングランド)と今年の全英女子アマチュア選手権(2021 The Womens Amateur Championship)女王のルイーズ・ダンカン(Louise Duncan、スコットランド)のほか、全米女子オープン(US Women's Open Championship 2021)を制した笹生優花(Yuka Saso、フィリピン)らが並んだ。

 日本勢では、渋野日向子(Hinako Shibuno)と畑岡奈紗(Nasa Hataoka)が、2アンダー「70」の11位タイグループにつけている。(c)AFP/Elspeth Burnside