【4月14日 CNS】中国で、新型コロナウイルスの陽性反応を示した無症状の人(無症状感染者)のうち、感染症と診断された人(確定診断感染者)が13日、67人に上った。4月1日に国家衛生健康委員会が無症状感染者の人数を発表して以降、1日当たりの人数が最多となった。

 無症状感染者のうち、確定診断感染者となった人は13日までで全国で計192人となり、うち190人が海外からの入国者だ。また、全国で1005人の無症状感染者が経過観察中で、この中には海外からの入国者が237人いる。

 調べによると、4月1日から13日までに全国で新たに感染症と診断された人は計786人、うち295人は海外からの入国者。経過観察が解除された人は956人となっている。

 これらの数字から見て取れるのは、国内の無症状感染者の総数は多いが、感染症と診断される人は非常に少なく、13日間でわずか2人だった。一方、海外から入国した無症状感染者は総数の2~3割にすぎないが、感染症と診断された人数は190人で絶対多数を占めている。(c)CNS/JCM/AFPBB News