【3月1日 Xinhua News】中国上海に本社を置く動画配信サービス企業嗶哩嗶哩(bilibili、ビリビリ)は2月28日、2018年12月31日までの第4四半期と監査前の年間財務報告を発表した。報告によると、2018年度の売上高が41億3000万元(1元=約17円)に達し、前年同期比67%増となった。

 同社は2018年会計年度の第4四半期(10〜12月)に良質なコンテンツを絶えず充実させたことでユーザーを持続的に増やし、月間アクティブユーザー(MAU)数が前年同期比29%増の9280万人に達し再び過去最高を更新した。うちモバイル経由のMAUは7950万人で、同37%増となった。

 注目に値するのは、第4四半期におけるゲーム事業の売上高が同15%増の7億1000万元に達したこと。同社が独占でライセンス契約を締結している日本発のゲーム「Fate/Grand Order」(フェイト・グランドオーダー)が依然として高い人気を維持し、ゲーム事業における長期的な優位性を際立たせている。(c)Xinhua News/AFPBB News