【2月22日 Xinhua News】中国国家統計局全国農村貧困モニタリング調査によると、全国農村部の貧困人口は2018年、大幅な減少が続き、貧困発生率は著しく低下した。上海証券報が伝えた。

 現行の国家農村貧困基準で計算すれば、2018年末時点で全国農村部の貧困人口は1660万人、前年末より1386万人減り、貧困発生率は前年比1.4ポイント減の1.7%となった。

 3大地域別では、2018年、東部、中部、西部の農村部貧困人口は全面的に減少。東部地域の農村部貧困人口は前年比153万人減の147万人、中部は515万人減の597万人、西部は718万人減の916万人になった。

 省・自治区・直轄市別では、2018年、各省の農村部の貧困発生率はいずれも6%以下に低下した。うち、発生率3%以下は北京市、天津市、河北省、内モンゴル自治区、遼寧省、吉林省、黒竜江省、上海市、江蘇省、浙江省、安徽省、福建省、江西省、山東省、河南省、湖北省、湖南省、広東省、海南省、重慶市、四川省、青海省、寧夏回族自治区の23地域。

 中国共産党第18回全国代表大会以来、全国の農村部貧困人口は合計8239万人減った。2018年末時点で、全国農村部の貧困人口は2012年末の9899万人から1660万人へと、計8239万人減少した。貧困発生率は2012年の10.2%から1.7%へと、計8.5ポイント低下した。(c)Xinhua News/AFPBB News