【1月15日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2019)は14日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第3シードのキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)はアリソン・バンアーツバンク(Alison van Uytvanck、ベルギー)に6-3、6-4で快勝し、大会連覇へ向けて好発進を切った。

 関節リウマチと闘っている世界ランキング3位のウォズニアッキは試合後、感極まった様子で「昨年は特別な思い出ができたし、ここロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)に帰ってこられたのは本当に格別で感動的なこと」と語り、目に涙を浮かべた。

 また、第8シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は、序盤こそサービスゲームで苦しんだものの、その後はリズムをつかんでマグダレナ・リバリコワ(Magdalena Rybarikova、スロバキア)を6-3、6-2で下した。

 28歳のクビトバは先週行われたシドニー国際(2019 Sydney International)を制し、好調で全豪オープンに乗り込んでいる。2012年の4強が全豪での最高成績となっているクビトバは、2回戦でイリーナ・カメリア・ベグ(Irina-Camelia Begu、ルーマニア)と対戦する。

 ケイティ・ボールター(Katie Boulter、英国)はエカテリーナ・マカロワ(Ekaterina Makarova、ロシア)を6-0、4-6、7-6(10-6)で下し、今大会から導入されている最終セットでのタイブレーク制で勝利した初の女子選手となった。(c)AFP/Martin PARRY