【1月8日 AFP】第17回アジアカップ(2019 AFC Asian Cup)は7日、各地で試合が行われ、イランは5-0でイエメンに大勝した。

 スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)を率いた経験を持つイランのカルロス・ケイロス(Carlos Queiroz)監督は、グループDの初戦で格下イエメンの「息の根を止めた」選手たちを称賛した。

 43年ぶりの優勝を目指すイランは、12分にメフディ・タレミ(Mehdi Taremi)が先制ゴールを決めると、23分には主将のアシュカン・デヤガ(Ashkan Dejagah)が低いFKをポストに当てながらも決めると、その2分後に再びタレミが追加点を決めた。

 後半に入るとイランは華麗にボールを回し、53分にサルダル・アズムン(Sardar Azmoun)が4点目を決め、78分には途中出場のサマン・ゴドス(Saman Ghoddos)が5点目を決めた時には、イエメンの選手たちは疲労困憊(こんぱい)の様子だった。

 ケイロス監督は「幸運なことに、早い時間帯に先制できた。点を早めに取れると自信が湧き、試合を支配する安定感がもたらされる」「イエメンには息をつかせる間も与えなかった」とコメントした。(c)AFP