【12月23日 AFP】入館した人は、映画「ハリー・ポッター(Harry Potter)」のセットにでも迷い込んだのかと錯覚する。そんな幻想的な図書館がブラジル・リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)にある。王立ポルトガル図書館(Royal Portuguese Cabinet of Reading)だ。

 この図書館は、政治難民として逃れてきたポルトガル人らによって、ブラジルにポルトガルの文化を広めるために1837年に設立され、1900年より一般公開された。希少価値の高い本が多く所蔵されており、蔵書数は約35万冊。ここは今や、本を読む場所というより、観光スポットや自撮りスポットとして人々を引きつけている。(c)AFP