【12月6日 AFP】ロシア・モスクワの裁判所は5日、暴行罪に問われているサッカー元同国代表のパベル・ママエフ(Pavel Mamaev)被告とアレクサンドル・ココーリン(Alexander Kokorin)被告の勾留期限を2か月延長した。

 同国の各通信社によると、アレクセイ・クリボルチコ(Alexei Krivoruchko)判事は「裁判所は慎重を期しており、捜査当局の要求に応じて勾留期限を2019年2月8日まで延長する」と述べた。

 両被告は10月8日、高級カフェで朝食を取っていた産業貿易省の官僚2人に襲い掛かっている様子が、現場のビデオ映像で確認された。特に被害者の一人である韓国系のデニス・パク(Denis Pak)さんは、椅子で殴られていた様子が映し出されていた。

 これに先立ち、両被告は同日、モスクワ市内でテレビキャスターを務める女性の車の運転手に暴行を加え、入院を必要とするけがをさせた他、女性の車を破損させており、この件でも刑事捜査が行われている。

 その後、10月11日に両被告は12月8日まで2か月の勾留を命じられ、「暴行事件」の裁判は係争中となっていた。(c)AFP