【11月26日 AFP】イタリア・セリエA、ACミラン(AC Milan)のジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督は25日、1-1の引き分けに終わったラツィオ(SS Lazio)戦のゲームプランを批判したマッテオ・サルビーニ(Matteo Salvini)副首相に対し、サッカーではなく政治に集中するようくぎを刺した。

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「怒り狂っている。この国には問題が山積しているのに、サルビーニがACミランについておしゃべりしている時間があるなんてね」

 ミランサポーターを公言するサルビーニ副首相は、ローマのスタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)でラツィオ戦を観戦。ミランは78分にフランク・ケシエ(Franck Kessie)の得点でリードしたが、終了間際にホアキン・コレア(Joaquin Correa)に同点ゴールを許した。

 試合後サルビーニ副首相はテレビのインタビューで、「もし私がガットゥーゾだったら何人か選手を代えただろう。選手は疲れていたからね。彼がなぜ後半に選手交代をしなかったのか理解できない」とコメントした。

「激しい雨で泥だらけになったピッチで消耗している選手が少なくても3人いた。誰か私にガットゥーゾの頑固さについて説明してくれないか?」「きょうは3バックを見たときから祈っていたよ」

 来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場権が与えられる4位ラツィオと1ポイント差の5位につけるミランは、首位ユベントス(Juventus)に15ポイント差をつけられている。

 サルビーニ副首相のコメントについて質問されたガットゥーゾ監督は、「私は政治については話さない。何も分かっていないからね」と答え、「彼には政治について考えるように伝えるよ。この国は多くの問題を抱えている。もし副首相がサッカーについて話をしているようならそれ自体、国民が危険な状態にあるということだ」と続けた。(c)AFP