【10月8日 東方新報】中国・国慶節の長期休暇で遠出をする時に、ペットをどうするか? 一緒に行動するか、それとも友人に預けるのか、これは大きな問題だ。

 人によっては、ペットをペットショップに預け、休暇が終わり帰ってきてからペットを迎えに行く。安心はできるのだろうか。また、注意点は何か?

■新しい家庭風のペットホテル

 ペットは飼い主にとって大切な伴侶だが、時として悩みももたらす。飼い主が一定期間不在となる場合、ペットはどうするのか?

 連れて行くのは不便だが、知人に預けるのも迷惑をかけるので気が乗らない、という顧客の需要に基づき、新しい家庭風のペットホテルが生まれた。

 この新種のサービスは近ごろ、大いに歓迎されている。成都市(Chengdu)の女性、張さんは2年前に自宅を猫用のペットホテルに改造した。

「動物が好きでペットを預かることは苦にならない」と、このビジネスを始めた。「ペットショップに預ける場合と異なる点は、普通の家庭と同じような環境にしているので、ペットにまるで家にいるかのような感覚を持ってもらうことができる。これが、お客様がここを選んでくれる理由だ」

 一般的なペットホテルでは、どんなペットを預けることができるのか。記者は、成都市の武侯区(Wuhou)、錦江区(Jinjiang)、青羊区(Qingyang)などのペットショップを訪れた。

 武侯区のペットショップの店主によると、預かるのは犬と猫が多いという。「ウサギやハムスター、チンチラ、鳥類なども面倒を見てほしいと言われることもあるが、これらのペットは手がかかる。ウサギはエサの量も排泄量も多いので、普通は受け入れないが、どうしてもと言われると受け入れざるをえない」