【8月19日 AFP】テニス、ウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2018)は18日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が6-3、6-4でアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)を退け、自身3度目の決勝進出を決めた。

 米シンシナティ(Cincinnati)で行われるウェスタン&サザンオープンでは2015年と2017年に決勝へ駒を進めながら、ここまでタイトルには手が届かずにいる世界1位のハレプは次戦、同日の試合で第8シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)を3-6、6-4、6-2の逆転で破ったキキ・ベルテンス(Kiki Bertens、オランダ)と争う。

 キャリア初タイトルを目指した20歳のサバレンカを試合時間76分で退けたハレプは「きょうのような試合ができれば、優勝できる可能性は高いと思う」「ここでの決勝は簡単にはいかないだろうが、勝利をつかみにいきたい」と語った。

 一方、17日には降雨の影響でダブルヘッダーを余儀なくされていた世界17位のベルテンスは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で2度の優勝経験を誇るクビトバを破り、今季3度目の決勝進出を果たした。

 高温多湿のコンディションの中、疲労の色が濃かったクビトバを体力で上回ったようにも見えたベルテンスは「最高の気分。勝てて本当に満足している」「タフな試合だったが、決勝に残れてうれしい」と喜んだ。(c)AFP