【8月8日 CNS】可視化情報技術の影譜科技(Beijing Moviebook Technology)はこのほど、顔認識技術スタートアップの商湯科技(SenseTime)、ソフトバンク・チャイナなどから13億6000万元(約222億円)を調達した。

 影譜科技は商湯科技と、バーチャルリアリティー(VR)や動画分析などの人工知能(AI)技術分野で提携することにも合意した。

 影譜科技は数百社向けに、15万作品以上の映像コンテンツ関連サービスを提供している。

 同社の姫暁晨(Ji Xiaochen)CEOは「調達資金は、スマート映像技術の開発やAIプラスエンターテイメントの応用、人材獲得などに投じる」とコメントした。

 商湯科技の共同創業者である徐氷(Xu Bing)氏は、「テレビやインターネット動画業界には、巨大な視聴データがあり、これらのデータ分析やVRへの活用を通じ、新たなビジネスを創出できる」と述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News