【8月2日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)前米大統領は1日声明を出し、11月の中間選挙で連邦議会選や州知事選などに出馬する民主党候補81人を支持すると明らかにした。共和党ではドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が支持する候補の選挙遊説に乗り出すと予想される中、選挙戦を通じて自らが推す候補を積極的に応援していく考えだ。

 ここ数年で最も待望されている中間選挙を数か月後に控え、オバマ氏は次世代の指導者として支持する14州の民主党候補81人を公表。「各民主党候補がなぜ投票するに値する人物かを訴えていきたい」と意欲を示した。

 オバマ氏は「彼らが一緒になって、広く分かち合う機会を取り戻し、世界におけるわが国の同盟関係と立場を修復し、正義、公平、責任、法の支配への基本的誓約を守ることによって、われわれの愛するこの国を強くしていくことを確信している」と述べている。(c)AFP