【7月21日 AFP】インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)は20日、米シカゴのソルジャー・フィールド(Soldier Field)で開幕戦が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が主将マリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)のPKでマンチェスター・シティ(Manchester City)を1-0で下した。

 シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、新加入のリヤド・マフレズ(Riyad Mahrez)やリロイ・ザネ(Leroy Sane)をピッチに送り込めたが、経験に欠ける若手中心のチームは、すでに今夏1試合をこなして動きに鋭さを見せたドルトムントを上回ることはできなかった。

 試合は前半28分、地元米国代表のクリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)がペナルティーエリア内で獲得したPKをゲッツェが決め、ドルトムントが今プレシーズン初戦に臨んだ昨季のプレミア王者に土をつけた。

 リーグタイトル獲得に貢献した多くの選手が、W杯ロシア大会(2018 World Cup)後の休暇を満喫しているなか、レスター・シティ(Leicester City)から移籍してきたマフレズは自身が持っているクオリティーの片りんを見せたが、グアルディオラ監督は決定力に欠いたチームのプレーを嘆く結果となった。(c)AFP