【7月20日 CNS】中国国家統計局は、2018年6月の主要70都市の分譲住宅販売価格を発表した。このうち北京、上海、深セン(Shenzhen)、広州(Guangzhou)の「一級都市」の新築住宅価格は前年同期比で横ばいで、中古住宅価格は前月から0.1%上昇した。

「二級都市」31都市の新築住宅価格は前年同月比6.3%、中古住宅価格は同4.6%上昇。「三級都市」35都市の新築住宅は同6.0%、中古は同4.3%上昇した。

 国家統計局都市司の劉建偉(Liu Jianwei)シニア統計師は、「一級都市の住宅価格は安定しており、二級都市はやや上昇した。三級都市の価格上昇は歯止めがかかった」と解説した。

 中国政府は6月も住宅市場の売買規制を緩めず、市場の健全な成長に力を入れた。

 劉シニア統計師は「特に取引が活発な15都市の新築住宅価格は上昇、下落まちまちだ。前月比では下降が2都市、横ばいが3都市、上昇が10都市だった」と述べた。(c)CNS/JCM/AFPBB News