【7月2日 CNS】中国政府は、2018年から旧暦の秋分を「中国農民豊収節」とすると発表した。2018年の秋分は9月23日、中秋節の前日に当たる。

 習近平(Xi Jinping)主席が推し進める「三農(農業の振興、農村経済の成長、農民の所得増加と負担減少)」政策の一環として初めて、国が農家のために定めた記念日となる。

 これまで地域や民族ごとにそれぞれ行われていた豊作を喜ぶ伝統の祭りは今後も伝承する一方で、「中国農民豊収節」は中国全土で農家が共に豊作を喜ぶための記念日となる。

 今年の「中国農民豊収節」はちょうど中秋節と重なっているため休日になるが、来年以降は祝日と重ならないため、休日になるかどうかは未定だ。

 中国の重要な祝祭日は高速道路の通行料が無料になる決まりがあるが、該当するのは、春節、清明節、労働節、国慶節の四つ。9月22~24日の中秋節の期間は含まれていないため、高速道路の通行料は無料にならない。(c)CNS/JCM/AFPBB News