【7月5日 Xinhua News】中国上海市にある東方明珠電視塔ではこのほど、0メートルホールに「ランドマーク・パラダイス」がオープンし、光と影の幻想世界が来場者を楽しませている。新たに登場したこの没入型アトラクションでは、3Dやバーチャル・リアリティ(VR)、拡張現実(AR)技術を採用し、自由に歩き回れる「ファンタジーな世界旅行」が体感できる。

「ランドマーク・パラダイス」に入ると、まず目に飛び込んでくるのはイースター島のモアイ像。来場者の顔や動きを識別することで、モアイ像はさまざまな表情を見せる。ドラえもんの「どこでもドア」も園内に設けられ、ドアを開けると、ドバイや東京、ロンドンなど、世界中のランドマークを「旅する」ことができる。VRゴーグルを着用し、運動機器や音響・送風効果を使った「ロンドン空中サーフィン」では、スリルを味わいながら、ビッグ・ベンやロンドン・アイ、ロンドン橋などの観光名所を巡る。この他「ニューヨーク時空の旅」「上海ファンタジーツアー」「光のミラーハウス」「シンフォニーシティ」「デジタルシティ」など、プロジェクションマッピング、赤外線位置測定、モーションキャプチャー、VR/AR技術が現実世界と融合した全20アトラクションを用意し、来場者にファンタジーな世界旅行体験を提供している。(c)Xinhua News/AFPBB News