【6月16日 AFP】韓国のソウル中央地裁は15日、前大統領の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)被告の在任中に、国家資金を違法に同前大統領に上納していたとして罪に問われていた国家情報院(NIS)の元院長3人に実刑判決を言い渡した。

 同地裁は、李丙ギ(イ・ビョンギ、Lee Byung-kee)被告と李炳浩(イ・ビョンホ、Lee Byung-ho)被告に懲役3年6か月、南在俊(ナム・ジェジュン、Nam Jae-Joon)被告に懲役3年を言い渡した。南被告はすでに、2012年の大統領選挙の際にNISが介入していたとする疑惑を捜査していた検察を妨害した罪で、5月に懲役3年6か月を言い渡され、服役している。

 3人は、朴被告が大統領在任中の2013年から2016年の間、それぞれNISの院長を務め、計35億韓国ウォン(約3億5000万円)をNISの資金から朴被告に提供していたとして罪に問われていた。

 ソウル中央地裁は国家資金を流用した罪で3人を有罪としたが、資金流用の見返りを朴被告から受けていた証拠がないとして収賄容疑は却下した。(c)AFP