【6月12日 AFP】スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)で欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)3連覇を成し遂げた数日後、指揮官を退任したジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏が11日、休暇を手にすることができて「幸せだ」と語った。

 パリ郊外サンドニ(Saint-Denis)で行われた1998年W杯フランス大会優勝から20周年の式典に出席した元フランス代表のジダン氏は、AFPに対して「今は休んでいて、心地よく感じているよ」と語った。

 ジダン氏は「これからどうするかは分からない」と話しており、「最も重要なのは、自分の決断だ。今後についてはそのうち分かるだろう」と続けた。

 ジダン氏は5月31日にレアル・マドリードの監督を退任しており、「最高の状態でチームを去ると決めた。自分自身、そしてクラブにとって新しい変化が必要なときだった」と述べた。

 しかし、同氏はレアルとたもとを分かつという決断に関与したクラブチームは存在しないと話しており、フランス代表の監督就任がうわさされていながらも、現時点ではどの役職についても考えていないと主張した。(c)AFP