【6月11日 AFP】男子ゴルフの米国ツアー、フェデックス・セントジュード・クラシック(Fedex St.Jude Classic 2018)は10日、米テネシー州メンフィスのTPCサウスウインド(TPC Southwind)で最終日が行われ、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が2位に6打差をつけて優勝を飾り、世界ランキング1位の座を奪還した。

 アンドリュー・パットナム(Andrew Putnam、米国)と並ぶ首位タイから出たジョンソンは、冷静さを保ってスコア「66」を記録。最終18番をイーグルで締め、ギャラリーを沸かせた。ジョンソンは「18番であのショットを決められて、クールな一日の終わり方だった。今週は良いことがたくさんあった。大会が始まる前からすごく良く振れていることは分かっていたし、自分のゴルフに自信を持っていた」と話した。

 最終日でスコアを4ストローク伸ばし、通算19アンダーを記録したジョンソンは先月、64週守った1位の座をジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)に奪われていたが、今回の勝利で世界ランキング1位に返り咲き、次週行われる今季メジャー第2戦の全米オープンゴルフ(2018 US Open Championship)に臨むことになる。

 今大会でツアー通算18勝目。今季は1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ(Sentry Tournament of Champions 2018)以来の2勝目となったジョンソンは「また優勝争いに戻って、リードを奪い、アドレナリンが少し流れるのを感じられたのは気持ちよかった。(前回勝利から)すごく時間が空いたように感じる。たったの6か月なんだけどね」とコメントした。(c)AFP