【6月7日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2018)は6日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)は6-7(2-7)、6-3、6-2で第12シードのアンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber、ドイツ)を退け、準決勝へ駒を進めた。

 世界ランキング1位のハレプは、2014年はマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)、昨年は1セットアップとして続くセットも3-0とリードしながらエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)に苦杯をなめ、決勝に進出したローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)ではいずれも準優勝に終わっている。

 また、今年1月の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2018)ではキャロライン・ウォズニアッキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)にフルセット負けを喫しており、四大大会(グランドスラム)の舞台ではタイトルから見放されている。

 自身4度目となるグランドスラム決勝への切符を懸け、準決勝では2016年大会女王で第3シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)と対戦するハレプは試合後、「期待はしていないし、重圧もない」とすると、「とにかくきょうのような普段通りのプレーをしたい。それができれば、結果に関係なく満足して試合を終えられると思う」と語った。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2017)女王のムグルサは、同日行われた試合で第28シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を6-2、6-1で下し、ベスト4入りを決めている。(c)AFP/Dave JAMES