【5月7日 AFP】パキスタンのアッサン・イクバール(Ahsan Iqbal)内相が6日、銃撃を受け、腕を負傷した。同内相の側近と当局が同日、明らかにした。パキスタンは今年総選挙を控えており、内相暗殺を企図したものとみられるものの、命に別条はないという。

 現場はイクバール内相の地元選挙区、パンジャブ(Punjab)州ナロワル(Narowal)県。警察幹部の話では、容疑者はアビド(Abid)という名の20代前半とみられる男で、市民集会に出席後、会場を出ようとしていた内相に向かって30口径のピストルで至近距離から撃ち、弾は右腕に当たったという。

 同州政府の報道官によると、「2発目を発砲しようとした容疑者を、警察と集会の出席者らが取り押さえた」という。イクバール内相は手術を受けたが、命に別条はないことも明らかにした。

 イクバール内相の側近、アシム・カーン(Asim Khan)氏はAFPに対し、内相が「標的にされた」という見方を示し、内相はラホール(Lahore)の医療施設に搬送され、容疑者は逮捕されたと述べた。

 パキスタンでは今夏総選挙が行われる予定で、2度目の民主的な政権移行が見込まれる。今回の銃撃事件を受けて、各党と首相が直ちに非難の声を上げた。(c)AFP