【3月30日 CNS】テンセントクラウド(Tencent Cloud)は26日、香港(Hong Kong)で2か所目となるデータセンターのサービスを外部に開放した。香港の1か所目のデータセンターで採用した「金融機関レベルのインフラ技術基準」を踏襲した。

 中国政府が一大経済圏の形成を推し進める「広東・香港・マカオグレーターベイエリア(Guangdong-Hong Kong-Macau Greater Bay Area)」の各政府機関や企業、香港に進出する中国企業の利便性が向上する。

 香港は世界の金融、貿易、海運センターでもあり、多くの企業にとってグローバル展開の重要拠点だ。

 安全かつ安定したデータのやり取りが必要不可欠な金融業はもちろんのこと、ゲーム、O2O(Online to Offline)サービス業界などの多くの企業がテンセントクラウドのデータセンターを利用している。  

 現在テンセントクラウドは世界39か所で運用されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News