【3月19日 AFP】米大リーグ(MLB)、ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)のホルヘ・ポランコ(Jorge Polanco)遊撃手は18日、MLBが定める運動能力向上薬に関する規定に違反したとして、80試合の出場停止処分を科された。

 アナボリックステロイドのスタノゾロール(stanozolol)に陽性反応を示したポランコは同日、選手会(MLBPA)を通して謝罪し、自身はビタミンサプリメントを服用していたつもりだったと述べている。

「誤解のないように言うと、私はこのステロイドを故意に摂取してはいない。しかし、私の意図は言い訳にならず、下された判断で報いを受けるつもりだ」というポランコは、「ドミニカ共和国の自分のトレーナーに頼み、摂取する承諾を得ていた今回の物質は、ビタミンB12と鉄の組み合わせのサプリメントで、プロスポーツ選手が取るものとしては何ら珍しかったり、違法だったりするものではなかった」と説明した。

 それでも、「残念ながら、私が与えられていたのはサプリメントではなかった。自分の体に入ったものに関して全責任を取る」と続けた24歳は昨年、レギュラーシーズン最後の54試合で打率.318、出塁率プラス長打率(OPS).913と見事な数字を残し、プレーオフに進出したツインズの中心選手として活躍していた。(c)AFP