【2月11日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第22節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は新加入のミシ・バチュアイー(Michy Batshuayi)の移籍後2戦連続3点目となるゴールなどでハンブルガーSV(Hamburger SV)を2-0で下した。

 チーム得点王だったピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)をイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)へ売却したドルトムントは、チェルシー(Chelsea)から24歳のバチュアイーを150万ユーロ(2億円)の期限付き移籍で獲得した。

 するとバチュアイーは、新チーム初戦となった最下位ケルン(1. FC Cologne)戦で2得点を挙げて3-2の勝利に貢献し、そしてこの日はホームデビュー戦で得点を挙げ、試合前に約束していた通りの宙返りを披露した。

 バチュアイーは後半4分、クリスティアン・プリシッチ(Christian Pulisic)がゴール前に折り返したボールをファーサイドで押し込み、オーバメヤンがよくやっていたように、宙返りでゴールを喜んだ。

 試合は全体として淡々と進んでいたが、後半ロスタイムに交代出場のマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)がチーム2点目を決めた際には盛り上がりをみせた。またドルトムントでは、膝の靱帯(じんたい)を損傷して戦列を離れていた「ガラスのエース」、マルコ・ロイス(Marco Reus)が259日ぶりの復帰を果たした。

 ロイスは復帰戦について、スカイ・ドイツ(Sky Germany)で「きょうは僕らのベストゲームではなかったけど、そこを目指していたのはわかったはずだ。もう少しうまくプレーしていれば、もっと早く2-0にできた。まだまだ改善点は多い」とコメントした。(c)AFP/Ryland JAMES