【2月11日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は10日、第22節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は2-1でシャルケ04(Schalke04)に勝利した。この試合で、バイエルンのロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)がホーム11試合連続ゴールを挙げてリーグ記録に並んだ。

 ポーランド代表のエースは、今季も公式戦で26ゴールを挙げ、本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)でのリーグ戦は1試合残らずネットを揺らしている。

 ホーム11戦連発は、現在チームを率いるユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)氏以来の記録。この日は体調不良でベンチに入らなかった指揮官は、ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)に所属した1972-73シーズンに同じ記録を作った。

 バイエルンは試合開始わずか6分、トーマス・ミュラー(Thomas Mueller)の強烈なシュートを相手GKがはじくと、こぼれ球に反応したレワンドフスキがリーグ19点目を押し込んで先制した。

 しかしシャルケも前半29分、クロスに対して来季のバイエルン加入が決まっているレオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)のオーバーヘッドキックはうまくボールに当たらなかったが、フランコ・ディサント(Franco Di Santo)がシュートを決めて同点に追いついた。

 それでもバイエルンは同36分、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)のスルーパスに抜け出したミュラーが、折り返しを予測したシャルケのDF陣の裏をかき、角度のないところからクラブキャリア屈指の見事なシュートを決めた。

 試合は結局、この日のベストゴールに選ばれた主将の得点が決勝点となり、バイエルンが2位との勝ち点18差を維持した一方、シャルケは6位に後退した。

 ミュラーはゴールが幸運なものだったことを明かし「アリエンが深い位置まで入ってきていたから、どこに出すか確認する時間がなくて、とりあえず打ったらうまく入ってくれた」とコメントした。

 バイエルンはこれで、公式戦ここ22試合で21勝を挙げている。(c)AFP/Ryland JAMES