【2月7日 AFP】サッカードイツカップ(German Cup 2017-18)は6日、準々決勝の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はアリエン・ロッベン(Arjen Robben)の2得点などで3部のSCパーダーボルン07(SC Paderborn 07)から6-0の大勝を収め、難なくベスト4入りを果たした。

 バイエルンはキングスレイ・コマン(Kingsley Coman)、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)、ヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)、コランタン・トリソ(Corentin Tolisso)がネットを揺らし、終盤にロッベンが2ゴールを奪取。史上最多19回目のドイツカップ戴冠へさらに近づいた。

 ロッベンは「ベルリンまであと一歩だし、絶対に国内2冠を達成したい。すごく満足しているし、チームで手に入れた勝利だ。チャンスをつくり、良いゴールがいくつも決まった」と話した。決勝は5月19日にベルリンで行われる。

 一方、チームではトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)が前半途中に負傷交代し、10日に行われるシャルケ04(Schalke 04)とのリーグ戦は欠場する恐れが出てきた。ミュラーはコマンが決めた前半19分の先制点の場面で、相手GKと交錯した際に太ももを強打した。

 ユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は「シャルケ戦は出場可能であることを願う。きょうは大事を取って交代させた」とコメントした。(c)AFP