【1月30日 AFP】サッカーオーストラリア代表のティム・ケーヒル(Tim Cahill)が、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)のメンバー入りを目指して試合での出場機会を模索するなか、イングランド2部の古巣ミルウォール(Millwall FC)で再びプレーすることになった。契約は2017-18シーズンが終了する5月上旬までの短期間となっている。

 オーストラリアのW杯出場に大きく貢献したケーヒルは、2016年に豪Aリーグのメルボルン・シティ(Melbourne City)に加入したものの、先発メンバーとしての出場機会に恵まれず、昨年12月に同クラブを退団した。

 ケーヒルは29日、ミルウォールのウェブサイトで、「本当にうれしい。これまでサッカー選手として素晴らしいキャリアを過ごしてきたが、この時期にここへ来たことはW杯で代表メンバー入りを見据えるなかでプロとして恵まれた環境だといえる」と述べた。

「この夢物語は自分にとって決して失望するものではない。イングランドに戻るなら古巣だということは、以前からずっと話していた」

 サッカルーズ(Socceroos、オーストラリア代表の愛称)のベテランとして歴代1位の通算50得点を記録している38歳のケーヒルは、今年6月から7月にかけて開催されるW杯で4大会連続の出場を目指している。(c)AFP