【1月25日 AFP】オーストラリア・サッカー連盟(FFA)は25日、2017年末にアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)氏が電撃退任した代表監督の座に、2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選でサウジアラビアを率いたベルト・ファン・マルワイク(Bert van Marwijk)氏が就き、本大会でチームを率いると発表した。

 FFAのスティーブン・ローウィー(Steven Lowy)会長は声明で「豪サッカーにとって最高の結果だ。W杯予選で同じグループだったから、対戦相手としてわれわれのチームやプレースタイルをよく知っている。その経験が決め手になった。ベルト・ファン・マルワイクはわがチームとともに大きなことを成し遂げられる監督だ」と話した。

 現在65歳のファン・マルワイク氏は、2010年大会でオランダ代表を率いて決勝に進出しただけでなく、同国のフェイエノールト(Feyenoord)やドイツのボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)、ハンブルガーSV(Hamburg SV)といったクラブチームを率いた経験もある。契約でもめてサウジアラビアの指揮官を昨年9月に退任した後、W杯までの短期間の監督として、他に数人の指導者とともにFFAの有力候補に挙がっていた。(c)AFP