【11月30日 AFP】スペイン検察は29日、同国1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するMFルカ・モドリッチ(Luka Modric)を脱税の罪で訴追した。

 検察当局によると、妻も一緒に訴追されたクロアチア代表は、2013年と2014年にルクセンブルクにペーパーカンパニーを設立し、自身の肖像権収入にかかる87万728ユーロ(約1億1600万円)の税金を逃れたという。

 現在32歳のモドリッチは2012年、3000万ポンド(約45億円)の移籍金でイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)からレアルに加入した。

 しかし、スペインサッカー界ではここ数年、肖像権をめぐる脱税でスター選手が相次いで訴追されており、28日にはチームメートのマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)も約490万ユーロ(約6億5000万円)の脱税を認めていた。(c)AFP