【11月8日 AFP】サッカーブラジル代表が7日、日本代表との親善試合を前に、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)の本拠地であるパルク・デ・プランス(Parc des Princes)で練習を行った。PSGに所属するマルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos”)は、代表のチームメートとともにクラブの本拠地で練習したことについて「こみ上げてくるものがあった」と話した。

 ブラジル代表の面々は7日と8日、PSGのクラブ施設を拠点に活動し、その後は北部のリール(Lille)に移動して10日の日本戦に臨む。PSGからは今回、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)、ダニエウ・アウベス(Daniel Alves)、チアゴ・シウバ(Thiago Silva)、そしてマルキーニョスと4人のブラジル出身選手がチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督に招集されている。

 代表で21キャップを記録している23歳のマルキーニョスは「代表のチームメートをホームに迎えられるのは非常に大きなこと。PSGにはたくさんブラジル人がいるけれど、それでもみんなが来てくれて本当に感動している。ほかの選手と戻ってこられて本当に良かった。パルク・デ・プランスでブラジル代表の練習ができて、こみ上げてくるものがあった」と話した。

 一方、リバプール(Liverpool FC)に所属するフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)は、負傷のため少なくとも日本戦の先発からは外れる見込みとなった。ただし、14日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われるイングランド戦には間に合う可能性があるという。

 ブラジル国内のスポーツニュースサイト「グロボ・エスポルテ(Globo Esporte)」は「コウチーニョは左太ももの内転筋を痛めた。日本戦に出る可能性は低いが、イングランド戦には出られるよう努力している」というチームドクターの言葉を紹介した。それでも医師によれば「ベンチに入って何分かプレーする」可能性はあるとしている。(c)AFP