【10月15日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は14日、第8節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は2-3でRBライプツィヒ(RB Leipzig)に敗れ、今季リーグ戦初黒星を喫した。

 前半4分、相手DFシュテファン・イルザンカー(Stefan Ilsanker)のミスからピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のゴールで幸先良く先制したドルトムントだったが、マルセル・サビッツァー(Marcel Sabitzer)とユセフ・ポールセン(Yussuf Poulsen)の得点で試合をひっくり返された。

 さらに後半開始直後には、ソクラティス・パパスタソプーロス(Sokratis Papastathopoulos)がジャン・ケビン・アウグスティン(Jean-Kevin Augustin)をペナルティーエリア内で倒して一発退場。1人少なくなったうえ、このPKをアウグスティン自らに決められて1-3とされた。

 ところが試合はこれでは終わらず、イルザンカーが立て続けに2枚のイエローカードをもらってライプツィヒも10人になると、後半19分にはオーバメヤンのPKでドルトムントが1点差に詰め寄った。

 しかし、後半ロスタイムにアンドリー・ヤルモレンコ(Andriy Yarmolenko)に訪れた同点機はゴールにつながらず、1点差を守り切ったライプツィヒが勝ち点3を獲得し、本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)でのドルトムントの無敗記録を41試合で終わらせた。

 ドルトムントのゴンサロ・カストロ(Gonzalo Castro)は、スカイ・ドイツ(Sky Germany)で「すごく熱い試合だった。前半の僕らはめちゃくちゃで、あまりにも簡単に2点を与えてしまった」とコメント。対してポールセンは「今シーズンここまでで一番の内容だった」と話した。

 勝利したライプツィヒは、1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)をかわして3位に浮上した。ホッフェンハイムは2回のリードを守り切れず、本拠地でFCアウクスブルク(FC Augsburg)と2-2の引き分けに終わっている。敗れたドルトムントは2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との勝ち点差が2に縮まった。(c)AFP